魚沼市長 内田幹夫より
今年の魚沼市産コシヒカリは、自然の厳しさに負けることなく、しっかりとした粒立ちと豊かな風味を実現しました。
口に広がるやさしい甘さは、大地の恵みそのものです。どうぞご堪能ください。
自然の恵みと農家の誇りで作る
魚沼市産まれのお米
今年の魚沼市産コシヒカリは、自然の厳しさに負けることなく、しっかりとした粒立ちと豊かな風味を実現しました。
口に広がるやさしい甘さは、大地の恵みそのものです。どうぞご堪能ください。
新潟県魚沼市にある小岩農園は、雪解け水と豊かな自然環境に恵まれ、お米を育てています。小岩さんは魚沼市の自然環境を活かしながら、地域に根ざした米作りを大切にされています。今回は、2024年の米作りや魚沼市産コシヒカリの魅力についてお話を伺いました。
魚沼市産のお米が日本トップクラスのブランド米として愛される理由の一つに、豊富な雪解け水があります。小岩さんによると、「魚沼市は日本でも有数の豪雪地帯です。
そしてその雪解け水が春先の田んぼを潤したり、伏流水となって湧き出したりしてきます。
この豊富で綺麗な水が、米本来の味を引き出す環境を作っているんです」とのこと。
この豊かな自然の恵みによって、稲は自ら必要な栄養をしっかりと取り込み、甘みと香りが際立つお米に育っています。
株式会社うおぬま小岩農園
代表 小岩孝徳さん
魚沼市は中山間地が多く、昼夜の気温差が特徴です。
この寒暖差がお米の甘みを引き出す大きな要因となっています。
小岩さんは、「魚沼市の夜は涼しく、その中で稲がしっかりと休むことで、健康に育ちます。まさに、寝る子は育つのと同じです」と語ります。
この昼夜の気温差が、魚沼市産まれのお米のおいしさを支えています。
魚沼市は雨が多く、湿度が高い地域ですが、この環境こそが魚沼市産まれのお米の成長を支えています。
「成長期に湿度が高いことは、
土の過乾燥を防ぐので稲の根にとってとても良い環境です。
しかし土が湿っているということは稲が倒伏するリスクも高くなるので
収量は採れませんが肥料を抑えるように考えて栽培しています」と小岩さんは説明します。
魚沼市の農家は、量よりも質を重視し、 長年の経験を活かして丹精込めてお米を育てています。
魚沼市産のお米は、日本を代表するブランド米として知られています。
小岩さんもそのプレッシャーを感じながら、日々お米作りに取り組んでいます。
「日本一の米を作るというプレッシャーはありますが、その分、お客様に喜んでもらえるお米を届けるために、手を抜けないんです」と小岩さん。米作りには苦労が多いですが、その一方で「完璧というものはなく、毎年違う条件の中で最善を尽くすのが楽しいんです」と、米作りに対するプライドと情熱を感じさせる言葉が印象的でした。